ベリアルは、ユダヤ教やキリスト教に登場しており、種々の解説がなされていますが、悪魔または堕天使で、その名は悪を意味すると言われています。
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西洋妖怪ですが、ゲゲゲの鬼太郎ではベアードなど他の西洋妖怪とのからみありません。
どの期でも、基本的なストーリーは同じです。
1期では30話「悪魔ベリアル」で登場しました。
明治元年にポルトガル商人に紛れて来日しました。
しかし、到着早々に鞍馬山の烏天狗に正体を見抜かれて、魔力を封じられて人間の老人の姿で、インチキ手品を披露しながら日本各地を放浪する破目になってしまいます。
百年以上経った後、ねずみ男を騙して封印を解かせ、魔力が復活します。
早々に、烏天狗を地中に封じる報復をしましたが、カラス天狗は、封じられる寸前に鬼太郎へ助けを求めました。
ベリアルは鬼太郎達が陣取る建物を目・耳・口・手・足などに分裂した塊に化けて包囲しますが、鬼太郎に本物の器官を指鉄砲で撃たれて倒されました。
私は、1期でベリアルがインチキ手品をしている場面が大好きで、とても印象に残っています。
その時ベリアルがやっていたのは「倍々の術」でした。
欲深なねずみ男が、お金が倍になると言うことで、引っかけられます。
その間に、ベリアルはトンズラするのですが、ねずみ男に追いつかれてしまいます。
そして、これがホントの「バイバイ(サヨナラの意)の術」と言うオチでした。
このシーンがとても印象に残っています。
3期では54話「悪魔ベリアル」で登場しました。
ベリアルは、江戸時代に日本征服をもくろみ、カラス天狗一族に魔力をヤサカリの赤玉に封印されてしまいます。
魔力を無くし老人の姿となったベリアルは、インチキ手品をやりながら放浪生活を続けていました。
そして、ベリアルは再び魔力を取り戻します。
ベリアルはカラス天狗の長老を封印した後、妖怪の全てを記す「悪魔の書」を奪うため妖怪図書館へと向かいます。
これを知った鬼太郎たちはベリアルを足止めしようとしますが、強力なベリアルに次々と倒さていきます。
そして、目・耳・口・手・足などに分裂した塊に化けて妖怪図書館に責めてきました。
最後は、目玉おやじが「悪魔の書」を解読し、鬼太郎が弱点の心臓をオカリナの剣で貫き倒されました。
4期では44話「西洋悪魔ベリアル!」で登場しました。
西洋悪魔ベリアルは、140年前、黒船とともに日本へやってきた時に、カラス天狗によって妖力を封印されていました。
力を失ったベリアルはインチキ手品をしながら日本各地を放浪します。
魔力を取り戻したベリアルは、カラス天狗への復讐と日本征服の野望のために行動を開始します。
そこでベリアルは、目・耳・口・手・足などに分裂した塊に化けて襲いかかってきました。
その時、偶然ねずみ男のおならを、本物の目が浴びてしまい、他の部分も本物の部分が苦しんだため、鬼太郎にそこを狙われて、人の姿に戻ってしまいます。
最後は、ちゃんちゃんこに包まれて、締め上げられれて、消滅しました。
6期では、32話「悪魔ベリアル 百年の怨嗟」で登場しました。
150年前にポルトガルから日本にやってきますが、カラス天狗の長老によって、魔力を封印されてしまいます。
そして、ゴミ箱から拾った雑誌を売る、惨めな生活をしていました。
しかし、カラス天狗の若者「小次郎」が誤って魔力を封じた玉をわってしまい、ベリアルは魔力を取り戻します。
鬼太郎との戦闘では、目・耳・口・手・足などに分裂した塊に化けて襲いかかりますが、カラス天狗の小次郎に弱点の心臓を見抜かれて、敗れ去りました。
6期では、バックベアードの指示で、アルカナの指輪を奪おうとしました。
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