ゲゲゲの鬼太郎では、4期までは鞍馬山のカラス天狗でしたが、5期以降は個体名のある色々なカラス天狗が登場しています。
伝承では、カラス天狗は、山伏装束で、烏のような嘴をした顔をしており、自在に飛翔することが可能だとされる伝説上の生物で、小天狗、青天狗とも呼ばれます。
烏と名前がついていますが、猛禽類と似た羽毛に覆われているものが多くあります。
6期では、17話「蟹坊主と古の謎」で登場しています。
カラス天狗一族として登場しており、その中で、個体名のあるのは、小次郎という若いカラス天狗でした。
大山の夜道で足を踏み外したまなを助け、彼女に一目惚れしていしまいます。
もう一人、個体名ではありませんが、長老が登場しました。
カラス天狗一族の長老で、妖怪は人間と関わるべきではないと考えており、戦国時代に一武将に加担した蟹坊主にも警告していました。
しかし、小次郎が自分の考えに背いて干渉したことや正体を現した蟹坊主が暴れたことから「しようがねえな」と竜巻で大山の霊水を撒いて銅像化された者たちを戻し、戦況を逆転させています。
5期では、36話「レスキュー目玉おやじ」で黒鴉が登場しました。
黒鴉
ねこ娘にほのかな恋心を抱く天狗ポリスのエースで武術の師範。
群馬県榛名山出身で、見た目は青年ですが、年齢は3000歳。
第5作における鬼太郎の協力者で、羽根手裏剣という羽根を撃ち出す技を持っています。
悪天狗・黒雲坊の遺児で、実父の魂に操られて天狗大本堂を襲撃しますが、大天狗や鬼太郎達の説得で自分を取り戻し四十七士に覚醒し、涙しながらに黒雲坊にとどめを刺しました。
黒雲坊
3000年前に「天狗は邪悪であるべき」と主張して赤嵐坊(現・大天狗)と対立し、敗れて封印された悪天狗。
100話で息子の黒鴉に乗り移り、使い魔(松明丸・水竜丸・天狗傀儡)を操り天狗大本堂を襲撃し、大天狗を殺そうとしが、黒鴉によって魂を羽毛の剣で貫かれ滅びました。
松明丸
天狗火の一種で、普段は小さな松明だが集合して巨大な火の鳥になる。36話では独自に動き連続放火を引き起こしました。
水竜丸
水で出来た竜の姿をした、天狗の使い魔。100話で鉄砲水を起こして群馬県の温泉街を襲いました。
天狗傀儡
100話に登場した、天狗を象った動く土人形で、面が制御装置になっていて、それを割られると崩れました。
4期では、44話「西洋悪魔ベリアル!」で登場しました。
4期以前は、鞍馬山のカラス天狗として登場します。
基本的に、日本へやってきた悪魔ベリアルを封印し、封印が解けたのちに悪魔ベリアルの復讐のため地中に封印されました。
4期では、140年前、黒船とともに日本へやってきた悪魔ベリアルの妖力を封印しています。
3期では、54話「悪魔ベリアル」で登場しました。
3期では、一族で登場しています。
江戸時代に日本征服をもくろみやってきた悪魔ベリアルの魔力を、ヤサカリの赤玉に封印しています。
1期では30話「悪魔ベリアル」で登場しました。
カラス天狗は、明治元年にポルトガル商人に紛れて来日した悪魔ベリアルの正体を見抜き、魔力を封印しました。
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