百々爺は、原野に出没する老人の妖怪で、通行人がこれに出遭うと病気を患うと言われています。
ゲゲゲの鬼太郎に登場する百々爺は、鼻のでかい禿げた老人で、「鼻毛針」や、幻覚を見せる鼻ちょうちん「鼻もんもの術」を使います。
基本的に百々爺と言えば妖怪大裁判で、鬼太郎を罠にかける役で登場します。
2期では3話「妖怪大裁判」で登場しました。
ねずみ男は勝手に鬼太郎の名前を使って映画会社に企画を売りこみ、がっぽりと前金をせしました。
それを知った百々じじいは協力を申し出しでて、鬼太郎に怨みのある妖怪を集めてパーティーを開き、映画に撮らせました。
妖怪の秘密を人間に知らせるのは大罪で、濡れ衣を着せられた鬼太郎は妖怪裁判にかけられ、百々じじいの計略によって溶解刑を言い渡されてしまいます。
結局、嘘がばれて、ねずみ男共々有罪判決を言い渡されました。
3期では32話「鬼太郎危うし!妖怪大裁判」等で登場しました。
人間に見られてはならない妖怪パーティーの現場に人間を手引きした罪で、鬼太郎が妖怪警察に捕まります。
無実だから大丈夫だと余裕の鬼太郎だったが、これは裏で糸を引く妖怪・百々爺の罠だった。
裁判の結果、鬼太郎は五百年間封印の重刑となってしまう。
隙を見て鬼太郎は逃げ出すが、代わりに目玉の親父が捕まってしまいます。
そして全ては妖怪の頂点に立とうと考えた百々爺の企みだと知り、鬼太郎ファミリーの逆襲が始まります。
最後は鬼太郎が真犯人の百々爺を捕まえて、めでたしめでたしでした。
4期では46・47話「妖怪大裁判」等で登場しました。
閻魔大王庁が厳重に保管していた地獄絵図が一般に公開されてしまいます。
公開には鬼太郎が協力したとのことで、鬼太郎に逮捕状が出て、鬼太郎は天狗ポリスたちに妖怪裁判所へ連行されてしまいます。
大天狗裁判長による裁判が始まり、鬼太郎側の証人は誰ひとりとして法廷に現れず、今まで鬼太郎が退治してきた妖怪たちが検察側の証人として続々とやって来きます。
もちろん不利な証言ばかりで、鬼太郎は有罪判決を受けてしまいます。
逃げ出した鬼太郎は、首謀者の百々爺を捕まえ、裏で百々爺を操っていたぬらりひょんは時代流しの刑で恐竜時代へと流されました。
5期では47話「妖怪大裁判」で登場しました。
妖怪世界では慈善家として知られているが、本性は狡猾かつ卑劣な性格です。
鬼太郎が地獄の鍵の無断使用で投獄されたことを知り、自分の名声を高めるために鬼太郎が妖怪の秘湯を人間にバラしたと偽の情報を流して彼を裁判にかけます。
しかし賄賂で味方に付けていたねずみ男に裏切られ、金を渡して協力させていた人間のカメラマンも黒鴉に捕えられたことで全ての悪事がばれてしまいます。
百々爺は鬼太郎と戦闘になりますが、最後は鬼太郎の体内電気で倒されました。
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