文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれることもあります。
「ヒョーヒョー」という、鳥のトラツグミの声に似た大変に気味の悪い声で鳴き、平安時代後期に出現したとされます。
ゲゲゲの鬼太郎では、6期50話で登場予定です。
5期では57話「伝説の大妖怪 鵺!!」で登場しました。
多くの妖怪からその存在を知られ、時代と共に恐怖や尊敬の対象とされてきた京の大妖怪。
化け灯籠の策略で、鵺が凶悪な妖怪だと噂されますが、本当は人間に味方する良い妖怪でした。
人間を襲うことが出来ない鵺にたいし、化け灯籠は人間を盾にして戦ったため、鵺は抵抗せずに灯籠にされてしまっていました。
目玉おやじが封印をはがし鵺は元に戻り、化け灯籠が起こした火事を消しました。
姿ははっきりとは描かれていませんが、麒麟のような姿に見えます。
妖怪画
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「京都 鵺 大尾」(「木曽街道六十九次」の内、歌川国芳画 |
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鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より「鵼」 |
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