ゲゲゲの鬼太郎6期各話タイトルとあらすじ(80話~)

ゲゲゲの鬼太郎6期各話タイトルとあらすじ(80話~) 11月24日 82話 爺婆ぬっぺっぽう 脚本:金月龍之介 ねずみ男が売った若返りクリームを使った人がみんな年老いてしまう問題が起きる。鬼太郎たちがねずみ男を問いただすとぬっぺっぽうという妖怪から頼まれた...

ゲゲゲの鬼太郎6期54話「泥田坊と命と大地」


54話「泥田坊と命と大地」は、なんともやるせない思いを抱かせるお話でした。

あらすじ


メガソーラーの工事現場に泥田坊が現れました。

これをかぎつけたねずみ男は、一儲けしようと、工事会社に行きますが、追い返されてしまいます。

話を聞いた鬼太郎は、一人工事現場へと向かいました。

そこは、30年前にゴルフ場開発に怒った泥田坊が現れた場所でした。

その時鬼太郎は、苦渋の思いで泥田坊を倒していたのでした。

そして、今回メガソーラーの建設工事を請け負っていたのは、30年前にゴルフ場開発の時に父を亡くしけがを負った少年でした。

鬼太郎は、工事をやめさせるから泥田坊に時間をくれと頼み、黒須と会い警告しますが、
黒須は工事をやめることは出来ないと鬼太郎に告げます。


黒須は、泥田坊をおびき出し、投光器の熱をつかって泥田坊を一旦は消滅させました。


泥田坊


かつて、人間が妖怪を倒したことはほとんど記憶に無かったので、この展開は少し驚きました。

そこに現れた鬼太郎は、怒りのため、黒須に指でっぽうを向けます。

しかし、そこはもちろん鬼太郎は思いとどまります。


その時、雨が降り始め、泥田坊が復活します。

復活した泥田坊は、黒須親子に襲いかかります。

鬼太郎は、やめてくれと良いながら、結局、泥田坊を消滅させてしまいます。

苦渋の決断であったのだろうと思います。


その後、メガソーラーの建設工事は中止となり、黒須親子は泥田坊の墓を作り、いずこかへと去って行きました。


今回の話では、人間の行為と鬼太郎の苦渋が随所に表現されていました。

30年前に人間達を助けるんでは無かったと思った気持ちと、同じ過ちを繰り返す人間に対する怒りがあったのでは無いかと思います。

しかし、結局は妖怪を倒し人間を助けた自分に対する怒りのようなものもあったのかもしれません。


妖怪の住み家を奪っていく人間の行動やそれに対抗する妖怪達の行動、さらには鬼太郎の苦渋の決断。

一体何が正しいのか。

何故お互いに思いやりを持って行動が出来ないのか。

その他にも色んな問題の判断を制作者に預けられたような感じで、ちょっと重い気分になりました。

これを意図していたといたら私に向けては大成功と言うことになります。

ハッピーエンドでもなくバッドエンドでも無い、なんとも言えない後味のお話でしたが、かなり印象に残る話でした。


©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション



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