産経新聞の記事によると、auは端末を36カ月の分割払いで購入し、25カ月目以降に端末を返却すると最大12カ月分の支払いが不要になる新プランを11月に導入するとされています。プラン利用料はなく、NTTドコモの「スマホおかえしプログラム」と同じ仕組みとなりそうです。
なお、ソフトバンクは、9月中旬から導入したプランの仕組み自体は見直さずに「半額サポート+(プラス)」の名称を「トクするサポート」に変更し、条件付きでSIMロックの即時解除にも今月から応じています。
auは総務省に白旗を揚げたと言うことでしょうか?私の場合は、ミドルレンジのスマホしか買いませんし、調子が悪くなったら買い換えるという感じす。ですので、複雑な仕組みの48回払いよりも、仕組みのシンプルな36回払いの方が好感が持てます。
au、NTTドコモ、ソフトバンクの3社で、24ヵ月分の支払額(au、ドコモは36回払い。ソフトバンクは48回払い)をiPhone8(64GB)・iPhone11(64GB)・iPhone 11 Pro Max(512GB)で比較してみます。(価格は、各社のオンラインショップの価格を利用・2019年10月16日現在)
iPhone8(64GB)
au 69,120円 1,920×24=46,080円
NTTドコモ 67,320円 1,870×24=44,880円
ソフトバンク 80,640円 (1,680+390)×24=49,680円
アップルストア価格 58,080円
何故かソフトバンクが一番高いという結果になりました。
iPhone11(64GB)
au 90,720円 2,520×24=60,480円
NTTドコモ 87,120円 2,420×24=58,080円
ソフトバンク 89,280円 (1,860+390)×24=54,000円
iPhone 11 Pro Max(512GB)
au 185,040円 5,140×24=123,360円
NTTドコモ 182,160円 5,060×24=121,440円
ソフトバンク 187,680円 (3,910+390)×24=103,200円
高額なスマホほど差が開きますが、定価によっては、iPhone8(64GB)のように支払額の逆転が起こる場合もあります。auとソフトバンクについては定価を極力高めに設定して割引額を大きく見せたいという思惑が何となく透けて見えるような気もします。
高額なスマホを購入するならば、他社ユーザーが、ソフトバンクの「トクするサポート」の利用をするのもありかもしれませんね。
理想は、MNOのように通信料金を安くして、端末はスパッと値引きなり、定価を引き下げて売ってくれることですが、何故にこれほど複雑な料金体系にこだわるのか個人的に意味不明です。複雑にしておいた方が、利益が確保しやすいのでしょうが、この分かり難さが故に悪質な代理店があることも否定できません。
高齢者にもわかりやすいスッキリした料金体系になることを期待したいと思います。
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